釧路湿原物語
釧路湿原の気象
霧日数平均値釧路湿原の気象には二つのおもだった特徴があります。その一つは、全国の気象観測点の中で年平均気温が最も低いということ。もう一つは、生物がもっとも活発に活動する夏に霧の発生が多く、6〜8月の日照時間がわが国で最も短くなることです。
その理由として、夏に霧が多量に発生するのが原因とされます。「霧の街釧路」「日本のロンドン」と言われるほど釧路の霧は有名ですが、地元の人々にとっては、湿度が高くなる、気温は上がらない、視界は悪くなる等あまり評判のよいものではありません。

その地元では歓迎される事の無い霧はどのようにして発生するのでしょうか。
それは、釧路根室沖に流れる、寒流・親潮と暖流・黒潮が大きく影響します。夏に吹く南風は、黒潮の上で暖められた水蒸気をたくさん含み、冷たい親潮の上で急に冷やされます。それが霧となって海から流れてくるのです。
放射霧
また、厳寒期には、海水と空気の温度差によって発生する『けあらし』と呼ばれる霧や内陸部で放射冷却によって地表の空気が冷え、水蒸気が凝結してできる『放射霧(ほうしゃぎり)』も見られます。

放射霧
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釧路湿原国立公園図 誕生〜古代の生活
「生」の為に生きてゆく動物達 湿原の神様タンチョウ
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